気まぐれ雨模様

思考の整理 過去の記憶 不安の吐き出し 暗い集合体

似ている後遺症

6月になった。時の流れが早くてウケますね。以下近況🦑

 

生理が終わった。やっと終わった。いうて生理明けすぐってしんどくないですか?めちゃくちゃ眠気が凄くて帰宅即睡眠深夜覚醒みたいな生活リズムになっている。メンタルは安定してきている。よかった。

 

親友と話していたら「あなたは3回に1回は遅刻している」と言われたんだけど、これがどういうことなのかさっぱりわからない。アスペ案件?

昔、予約必須のお店の待ち合わせに遅刻しそうになってしまったことがあって(これは本当に純度100%私が悪い)、それ以来ずっと彼女との待ち合わせの際には乗る電車のジョルダンのスクショを送るようにしている。お互いに。

例えば駅に12時待ち合わせなら、11時56分着の電車のスクショを送ってそれに乗る、みたいな感じにしている……のだけれど、これでも遅刻……している……のか?向こうも同じくらい時刻着の電車に来てるんだけどな……?

これはもっと早くにきてよ、という意味なのか、本当に上記運用が本当に相手にとっては遅れている認定なのか、さっぱりよくわからない。よくわからないからもう1本早い電車に乗るかな〜……と思った。これは覚書です。書かないと忘れそうだから。

 

 

人生で久しぶりに自分と似たような精神的外傷を抱えている人と出会ったかもしれない。

生育環境でいうとかなりかけ離れているのだが、その環境で抱えることになった傷と、その後の生活に支障をきたしたハンディキャップがとても似ている。と思う。全然違うタイプの事故をして、同じ部位を骨折したみたいな人。

衝撃的だったのは、その人のカミングアウト的な言葉がとてもカジュアルで、自分が生きてきた環境に対するごまかしがなかったところだった。

自分が生育環境のことを話そうとすると、まあ、99%引かれる。というか引かれてきた実績がある。絶句されるか、親を悪く言うもんじゃないとたしなめられるか……まあそこまでならまだいいんだけど、普通に怒られたり説教されたりする。

「相談してよ」っていう言葉は、文字通りに受け取ってはいけない。必ず発言者のキャパを推し量ってから相談をするべきだ。昔の私はそれを理解できなくて、言葉を額面通りに受け取ってしまった。もちろん「本当に相談したいこと」を原文ママで言ったわけではない。自分以外の人に話せるレベルに強度を下げているつもりだったんだけど、私の状況というのはその上澄みですら酷な環境みたいで、それで何度か失敗してきた。つまり、自分が本当に相談したいことは重すぎるから、そもそも相談するべきではなかったのだ。

そうしているうちに、そもそも相談したところで未成年のうちは根本的解決は一切見込めないのだから、大人に相談したところで誰かが引き取ったり、生活費を工面してくれるわけではないのだから、他人に言うだけ無駄だなって思った。もちろん、言葉にすることで心が軽くなることもあった。けれど、それだけを心の支えにして頑張ることは、私にはできなかった。そう思ったら、本当に自分が相談したかったことを最後まで言葉にできた経験は一度もない。もちろん、親友と一緒に遊んだりとか、そういう他のところで発散することができたからいま生きている自分がいる。あくまで「相談事」に限った話だ。

そういうわけで、私は周りの人に自分の話をする時に、家族構成だけは本当のことを言うようにして、それ以外はテキトーにごまかしている。どうせ雑談なんだから本当のことは言わなくていいし、自分の家のことを聞く人たちっていうのは、私の変わった家庭環境を知った上で現在苦労していることはないか?っていうのを心配してくれている人たちなので、目先の相談事がなければ(まあたとえ相談したいことがあったとて)テキトーに明るく振る舞っておくに限る。心配されること自体はとても嬉しい。でもやっぱり言う気にはなれないから。その心配してくれる優しさだけで十分だって今の自分は思っている。大人になった証拠だ。

だから、まあ、そんな風に過ごしてきた人間なので、ごまかしのないタイプの人と初めて話してとても衝撃的だった。

その人は会話の中で「親は自分のことをトロフィーとしか思ってない」とはっきり口に出していた。本当に驚いた。この人は、私がその発言を受けて、自分自身にたしなめたり諭したり怒ったり説教したり御高説を垂れたりするとか思わないんだろうかって考えた。思わぬカウンターを食らったらダメージを受けるのは自分だし、それを私に開示するメリットがわからないし、ぐるぐる考えて、その時は最後に「環境はかなり違うけど、似てます」って返した。

本当は、そういうのを口に出すのは怖くないんですか、って聞きたかった。でも他の人の目もあるところだったし(だからこそ余計にそのカミングアウトが衝撃的だった)いつか聞ける機会があればいいなと思う。