気まぐれ雨模様

思考の整理 過去の記憶 不安の吐き出し 暗い集合体

地獄に咲く花

今日は本当は予定があったけどずっと家にいて眠っていた。

 

親友と遊ぶ日だったんだけど、その友人がコロナになってしまった。とうとう、というか、彼女もなるんだ、と思った。親友は身体がとても丈夫なひとで、風邪知らずといったふうの人だったから私はとても驚いたし、彼女自身も驚いていた。

そんなわけで予定がなくなった。予定の工程のひとつに1人でも行けるものがあった。お金がもったいないし、夕方のその予定だけは、自分ひとりでも行こうかなと思っていた。でも行かなかった。行けなかった、というのが自分の中ではしっくりくる表現だけど。

 

最近、ひとりの予定が楽しめない。どちらかというとひとりで行動するタイプだという自認もあるんだけど、気持ちが億劫になってしまって、家から出ることができない。億劫だ。何もかも。何もかもが。「楽しいことをしにいく」というモチベーションがない。行ったら楽しいことはわかっているんだけど、その過程の億劫さに楽しみが勝てない。単純に疲れているんだろうな、とも思う。

 

今年度になって、もう職場で二度も泣いている。感情のコントロールがうまくいかない。まあ原因は特定の人の特定の言動なので、どうしようもないっちゃどうしようもないんだけど、それでも疲れてしまうし、泣いてしまう。予測可能、回避不可能、というやつだ。

 

今の直属の上司(管轄業務は全然知らない)とちょっと違うチームのひとちたちと飲みに行った。そこで直属上司とお話ししたけど、結論から言うと「経験的にも、年数的にも、あなたが頼られるポジションにいることは仕方がない」と言われた。「正直業務のことは僕もよくわからない。それ以外のことで出来ることならやるから」とも言われた。ここで自分も業務のことを覚えるから、と言わなかったのは、まあある意味出来ないことを出来ると口にしないという点では誠実なのかもしれない。自分の感情的としては不誠実だなと思うけど。

 

突き詰めると自分のストレスというのは「業務内容を理解している人間が自分しかいない状態で、自分のチームのフォローと業務引継ぎをしいる状態、かつ、それに加えて誰も業務を理解していない上に病休しがちの前部署のチームのフォローまで何故か自分がしなければならない状態」であることだ。改めて文字にすると酷い状態だ。経験はあったとしたって、私は何の役職もない平社員。滅私奉公の精神があったとて給料が上がるわけでもない。それなのに実質的に責任を担わされている。もうこれがね……これが本当にストレス。

 

これに加えて「私のミスや開発の話になると参戦してくる前所属の旧知の上司」これもすんごいストレス。人としては世話になった人だし好意的な部類にはいる人なんだけど、まあ色々と言われる。言われている。でも、それ昨年あなたはやってないでしょ……どうして私にばっかりそんなことを言うんだ……そもそも私の置かれている現状を把握してるのか……?自チームのフォローと他部署フォローまで実質させられている状態でクオリティを落とさずに仕事するなんて無理……となり、精神が終わっている。

 

まあ、疲れてるから動けないんだろうな。泣いたの今週だし。同僚に気を使わせてしまった。「他に何かできることないですか?」って3ヶ月一緒に仕事してるけど向こうからそんなことを言ってくれたのは初めてだった。それは嬉しかったな。気を使わせてるから駄目なんだけど。

 

最近別の薬を飲まなきゃいけなかった影響で、メンタル系の薬を摂取していないことも不調の理由のひとつだろう。やっと治ったので、命の母飲みます。元気になりたい。

 

私の好きな漫画に「塩田先生と雨井ちゃん」という作品がある。それの最新話の塩田先生の言葉がとても好き。

別に無理して幸せにならなくてもいいんじゃねぇの 地獄に咲く花だってあるさ

良い言葉だなあと思う。とりあえず生きていればそれでいいよね。明日は別の予定がある。それに備えて早く寝よう。